久しぶりの小巻さん!

2007/ 07/ 24
                 
昨日、久しぶりに「栗原小巻さん」のドラマを見た。
「遠くの国からきた男」
山田太一脚本、出演、栗原小巻、仲代達矢、杉浦直樹

ほぼこの3人の会話が中心のドラマ。
将来を誓った恋人(仲代)が突然目の前から消えてしまい、
その友人(杉浦)と中国へ彼を探しにいったがどんなにしても
見つからず、いつしか二人(小巻さんと杉浦さん)は結婚し、
孫も出来、60代半ばの夫婦をやっていた。

そこへ46年ぶりに仲代さんがメキシコから帰国し、
小巻さんに出会い、話すうちに46年前のことが明らかになり
その時代にふたりの感情は戻っていく。

景色の展開などあまりなく、ほとんど仲代さんと小巻さんの
会話だけでどんどん過去の情景が浮かび上がっていく手法は
さすが山田太一脚本と感心した。

最後に小巻さんが彼(仲代)と一緒にメキシコで住むと
言い出し、夫(杉浦)が必死で常識論を展開し説得するところ
なんぞはもう世の多くの夫婦像が浮き彫りになり
ほんとにおもしろかった。

まだ20年は生きられるわ。
20年もあれば何だってできるわよ!


と活き活きとした顔で言った小巻さんのセリフは
老年時代に突入した年代に対する山田太一の強烈なメッセージ
だと思った。

「あと、20年しかない!」ではなくて
「20年もあればなんだってやれる!」

そうだ!私も勇気を出そうと力が湧いてくる思いのドラマだった。


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薬師池のハスの花がもうそろそろ咲きそろっているかと
22日朝早く出かけてみた。

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しかし、このように葉っぱばかりで花はほとんど開いてなかった。
前回同様、カメラマンや見物人の方が多かった。
数少ない花の前で三脚を広げている人が結構多い。
いたるところに、「三脚は場所を塞ぐので使わないで・・・」と
書いてあるのに・・・。

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小巻さんのドラマを見た前日、
北海道夕張市で閉鎖になった病院を再建する若き理事長の
ドキュメンタリーをTVで見た。
最初から見ていたわけではなくて、途中から見始めたので
あらすじはよく分からないまま見ていたが
画面の中で言う理事長のセリフに共感を覚え最後まで見てしまった。

大勢いたスタッフを半分に減らしたため、一人が何人分もの
仕事をしなくてはいけない毎日。
しかし、理事長も自ら、部屋の片付けや力仕事もする姿を
スタッフに見せる。

忙しくて昼食を取れない日もある。しかし、仕事が楽しくて
しょうがない・・・・という。

「よく人は、自分の家族を大切にしない医者が患者を
大切にできるはずがない、などと言うけれど、
それは違う。
定刻5時にマイホームに帰っていく医者よりも
夜遅くなっても患者のために何をしたらいいのかと考えて
くれている医者の方を患者さんはより信頼すると思う」

と言い切る姿が頼もしかった。
苦労をするほど仕事が面白いという若き理事長の言葉が
私の気持ちにピタリとはまっていくのを覚えた。

10年かけてこの病院を再建できたら、ここは後輩に譲って
ボクはまた違う場所の病院を再建したい。

という彼は3人の子供のお父さんだとか。
世の中にはこんな考え方のできる若い人もいるのだと
うれしくなった。



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コメント

        

前向き
20年もあれば何だってできるわよ。いい言葉ですね。
夕張も、いろんな方が再建に尽力され始めたと聞いています。
その気になれば何だってできる・・とも思います。
<横浜のおーちゃん さん>
これからの人生、ムダにすることなく
何でもやっていこうと思える言葉でした。
前向き思考で明るい老後を送らなくっちゃ・・・・ですね。
こんにちは^^
栗原小巻さん、本当に懐かしい名前ですね。
もう、60代ですか、何だか想像つかないです^^ゞ
そうか、、、もう20年しかない、と考えるか、まだ20年もある、と考えるか、全然違いますよね。
このドラマ、見てみたいですねえ。

ハスの花、今年は見頃が遅いのでしょうか?
でも、綺麗ですね、花も、そして目の覚めるような葉っぱの緑も^^!
<まりおままさん>
ああ、このドラマ録画しておいてあげればよかったですねえ~~。
とってもいいドラマでしたよ。
小巻さんが若かった!

ハスの花は場所によって咲く時期が違ってるみたいです。
薬師池は昨年はもっと咲いていたような記憶があるのですが。