成人病?

2009/ 06/ 10
                 
ryu10
9歳になった。

例年のように、「フィラリア」の薬を動物病院へもらいに行ったら

9歳になりましたので、そろそろシニア検診を
されてはどうですか?どうせ血液検査をするのですから・・・

と言われた。

いつものフィラリアの検査と一緒に、コレステロール値や中性脂肪値など5項目
ほどの血液検査だという。
人間の「成人病検査」と全く同じだった。

フィラリア検査の方はすぐに結果が分かって薬をもらえたが、
成人病検査の方は結果が出るまで、2~3日かかる。結果が出たら
電話で知らせた上に、検査結果用紙を後ほど郵送してくるという。
フィラリアの薬代も含めて18000円ほど支払った。

ryu11

先日、仕事から帰宅したら、動物病院から検査結果の電話がかかったと
オットが言う。

コレステロールも中性脂肪値も標準より少し上だと言われたとか・・・。
オットが「治療しなければいけないほどの数値ですか?」
と聞くと
「いや、やや高いというだけです」
答え、更に
全部の数値が高いのは、もしかしたらホルモンの
異常があるかもしれません。
ホルモンの検査をしてみてはどうですか?
ホルモンの検査は、機材を整えるのに時間がかかりますので
こちらへ来られる前に予約をしてください。

と言われたとか・・・。

あれやこれやと検査をさせるところも人間世界とよく似ている。
オットは
「そんなのは商売なんだから、ほっとけばいい」
と言う。

小さい時に去勢手術もしてるんだから、そりゃホルモンの異常だってあるでしょうよ。
その手術だってそちらの病院でしてもらったじゃないですか!
と言いたい気分だった。
それにもう1週間以上経つのに、検査結果は郵送されて来ない。



murasaki

検査といえば、いつも父の死を思い出す。

85歳を過ぎた父がある日、胆石の猛烈な痛みのために急きょ入院した。
そのとき、母はもしかしたら・・・と思ったらしく、大阪に住んでいた私に
子供を連れて一度会いに帰ってくるようにと電話をしてきた。

急いで・・・というわけでもなかったので、取り急ぎおじいちゃんあてに
子供たちからの手紙を書かせて送っておいた。

病院に着くと、父は孫からの手紙がうれしかったらしく、涙を流して
喜んでいた。
子供達もおじいちゃんに会えてほっとしていた。
幸いなことに父は痛みがおさまり、退院できることになりお正月は家で
過ごせそうだというので、安心してひとまず大阪に帰ってきた。

その直後、危篤状態の知らせがきた。
なぜ?なぜ?あんなに元気だったのに・・・・。


ajisai10


よく原因をきいてみると・・・
どうやら退院が決まった前日に主治医ではない外科のドクターが来て
「明日帰る前に胃カメラの検査をしてから帰ってください」と言ったらしい。
父は「検査をしたくない!」と抵抗したらしい。
母は、気軽な気持ちで、
「どうせ退院だから検査をしてもらって安心して帰ればいいじゃないか」
と検査を勧めたらしい。
翌朝、嫌がる父の背中を押して検査室へ向かわせた。
やがて検査から帰ってきた父は、
「腹が痛い!痛い!!」
と苦しがりはじめたという。


toanri
お隣から越境してきたアジサイ


                 

コメント

        

やるせないですね。読んでて腹がたってきました。
80歳を超えてると言っても、それで命の価値が減るわけでもないのに。
入院してから健康にはもっと気をつけるようになって、もしかするとすごく長生きして、今も生きてたかもしれんのに。
家族と忘れらない思い出も、いくつか作ることができたかもしれんのに。

家族は辛かったでしょうね。お母さんは特に自分を責めたりして可哀想でしたね。
その前途ある青年が、その一件で医者として命の大切さや責任の重大さを更に心に感じてくれていたら、少しは家族の気持ちも報われるのでしょうけど・・・。
<うるわし さん>
v-170 優しいお心づかいありがとうございます。
父の死の知らせを聞いた親戚・知人の老人たちは、みんな「病気をしても病院には入れないでくれ」と一斉に言っていたらしいです。
そのころは老人医療は無料でしたので
入院すると若いドクターの実験台にされると
いうウワサが流れていたほどでした。

納得のいかない死にかたでしたので、
家族一同、いまだにそのときの光景を
ひきずっています。
こんにちは^^
こういうお話を聞くと、何が幸いして、何が災いになるか、本当にわからないですね。
お父様、本当にお気の毒でした。
御家族の方の気持ちを思うと、本当にやるせなくなります。
動物医療も日本は至れり尽くせりだと思いますが、
本当にそこまでする必要があるのか、とも思ってしまうことも多々あります。
人間のほうもそうですね、安易に検査と言っても体に負担がかかることを、
良く承知しなければと思います。
動物にいたっては、口が聞けないのだから、すべては飼い主さんに委ねられてるわけで、
より慎重になってあげたいですね。

梅雨入りで気持ちも滅入る季節ですが、そんな中、アジサイは心を和ませてくれますね。
水滴たっぷり、綺麗です^^
<まりおままさん>
v-170 簡単に検査を・・・と
言われてもちょっと考えてしまうようになりました。
検査料は高いので、病院は検査をさせたがります。実情が分かってしまう私は、いつも
「だまされないぞ!」と思ってしまうのです。(笑)

アジサイはやはり雨が似合うみたいですね。
日曜日には「アジサイ祭り」に行ってこようと思っています。
coffebreakさん書き込みを読み、親父の事を思いだしました。高知の大学病院でガンの治療を受けていましたが『長い入院で今は状態も良いので一度退院され、その後の様子を見ましょう。』と退院させられ、その後直ぐに悪化した時には入院拒否でそこには戻る事が出来ませんでした。その時は本当の医学とは何ぞやを考えさせられました。
<ciscokidさん>
v-170 ciscokidさんも
同じような苦い思いをされたんですね。
一人前のドクターになるまでには
何人かを殺す医者が多いと聞きます。
本当かどうかは別として年寄りは
ともすれば実験台になっても誰も
疑問には思いませんよね?
おはようございます。

考えさせられますね!
息子が医師なので、複雑な心境です。

では、また
<ぷうさん>
v-170 息子さんはドクター
ですか?頼もしいですね。
私も病院で勤務していますので、ある程度
病院事情は分かります。
今現在と、父が入院したころとでは
事情も違っていますが・・・。