お節介おばさんの失敗

2012/ 03/ 16
                 
事件は業務終了後の電話で始まった。

事の始まりは、朝一番で
土曜日に退院する患者さまがメモを
持ってきました。受付で対応に困ったので
総務へ相談にきました。

そのメモに書いてあった内容は

母子手帳の一ページ目にかいてある「出生届受領証明書」
をスキャンして下のメールに添付して送ってください。
引っ越しのために健康保険証をつくるため。


そしてメールアドレスが書かれていました。

当院では、退院会計を済ませて退院する時に出生証明書と
母子手帳を渡すことになっている。

でもこの方はどうしても出産後すぐに、出生証明書が欲しい、と
言ってこられ、院長に相談した結果、退院時の金額を預かり金
とし、先に証明書を渡した。

そのすぐ後に朝のメモだったので、なぜそんなに急いで証明書が
何度も必要なのか、奥様に聞くために病室へ行った。

奥様はよく理解していなかったようでご主人にメールして
詳しいことを聞いてくれとおっしゃったので、私からメールを
ご主人あてに出した。

今日中にメール添付してくれという依頼だったのにメールの返信
がないので、心配していた夕方、ご主人から私にクレームの電話が
あった。

あなたのメールの書き方が失礼だ。上司と話がしたいから電話を
代わってくれ
と言う。

事務長に私が出したメールを印刷して渡した。

yokohahi

結局ご主人の言い分は、
そちらからのメールだと理由を言わなければ母子手帳のコピーは送れない
と言っているようなものだ。母子手帳は私達のもので退院まで
人質に取られているからコピーも何もできない。
そちらの病院は患者のためのサービスをHPでもうたって
いるではないか?なぜ要望を聞いてもらえないのか
おかしいでしょう。
いちいち個人情報を言わなくても要望を受けてくれるのではないのか?


という抗議だった。まあ要約するときつい言い方になるが
ご主人の話し方は普通だった。
私と電話で話したときにも怒っている感じではなかった。

hisakura

確かに私のメールの内容も書き方もちょっときつい言い方だった
ことは反省している。
でもちょっとショックだったのは、総務の男性二人(40歳前)もご主人
(多分同じ様な年代)も同じ意見を言っていたことだ。

要するにどうしていちいち個人情報まで言っておれの持ち物を
コピーしてもらわなければいけないのか?
メール添付で送ってくれと言えば送ってやればいいことではないか!
何の問題もないだろう。

というのが要約意見でした。

でももし、私の息子がそういういい方をしたら私はこう言うだろう。

人にものを頼むときには、ちゃんと理由を言ってこちらの勝手
をお願いして申し訳ないけれど、急ですが、お願いを聞いてもらえますか?
というのが礼儀ですよ。親兄弟に頼むのではなく全くの他人にものを
頼むときには特に相手を納得させなければ不信感を持たれるでしょう。


いや、そのご主人も私と電話で話しているときには、「実は4月半ばに
海外転勤になって子供のビザを作るために急いでいたのです」と
言っていたのです。
じゃあ、初めにそういう理由を言ってくださればすぐにでもメール添付
しましたのに、これからすぐに送りましょうか?と言ったら、
いや、もう結構です。と言っていた。

ということは個人情報を隠しておきたかったわけではないじゃないですか。

結局、私のメールの書き方が悪かったから、素直に理由など言いたく
なかった・・・ということでしょうね。

年代が違えば同じものを見ても感じ方、主張する所は
かなり違ってくるんだということを今日は身にしみて感じた。

息子たちといつも気持ちの行き違いが生じるのは、こういうこと
だったんだと思った。

玉子が先か?鶏が先か?それはしかし、年を重ねた方が黙って
従うしかないのかもしれない。こうやって世代交代がなされていく
に違いないと反省しきりの3月15日でした。

yokohama

hisakurayoko

全部「横浜緋桜」です。昨年撮った写真です。
生みの親は港北区高田町の白井勲さん。
昭和60年1月、白井さんの新品種桜は、横浜の名を冠し
花の色の特徴を表す「横浜緋桜」と名付けられました。


寒緋桜と山桜の変種である兼六園熊谷との交配種だそうです。
花の色が濃く、大きいのが特徴で、横浜市には広く植栽されているとか。



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コメント

        

このごろは
権利は主張するけれども、その裏側にくっついている義務は果たさない、そんな社会風潮になってきました。
ある首長さんが嘆いていました。
お子さんが生まれたので町の広報誌の「誕生おめでとう欄」に無断で両親の氏名とお子さんの名前を載せたところ、個人情報保護法に引っかけて裁判を起こされたとか。
祝い事なので別にどうということはないと思うのですが、あの法律もかなりなものです。
人と人とのつながりをどんどん疎遠にしてゆく法律ですね。
<Baldhead1010さん>
v-170ほんとに最近は何かと言うと「個人情報に該当しますので・・・」と
その言葉を出せば許されるとでも言いたげですよね。
人にものを頼むときにでも、いろいろこちらのことは
聞かないで、こちらの要求だけは聞いてくれて
当たり前だろうという立ち位置なので、やりにくい
です。疑問を投げかけたりすると「うるさく言わないで
やってくれればいいじゃないか!」と怒られて
こちらは謝るしかない状態です。
横浜緋桜ですか、華麗な花ですね。何か「横浜」って名の付く桜って面白いですね。

今回は大変でしたね。「モンスター何とか」とは違いそうですが、自分の主張が強い方ですね。
でも会って相手の表情を見て話すのに比べ、メールでは相手が見えないので、悪い方向の印象を与える場合があるので恐いですね。ちょっと引っ掛かると、読み返す毎に悪感情が増幅されてしまうようで。私も失敗があり、関係修復に長い期間掛った思い出があります。
「個人情報」という葵の印籠があるのは、良い/悪い、と思います。
<kiwatti さん>
v-170> 横浜緋桜ですか、華麗な花ですね。何か「横浜」って名の付く桜って面白いですね。
横浜在住の方が改良されたので「横浜」とつけたようです。
色が鮮やかですね。

メールってほんとに難しいなあとしみじみ思います。
ついつい細かいことを省いて書くと、とんでもない方向へ誤解されて
相手の反応にびっくり!です。
ていねいに、ていねいに書かねば・・・と思うと長くなるし・・・。
今回は「患者さまにはノーと言わない」というモットーを
HPでうたっているのでまあそれを振りかざされたという
事だと思います。

それにしても最近の人は、遠慮というものがなくて
誰にでも何でもいいつけるんですよね。

こんにちは^^
中々微妙なところですね。
私なんかも、なら、最初からちゃんとそう言えば、
と思いますが、若い人たちは、なるべく省力して、
事を手短にすまそうとする傾向があるように思います。
言葉が足りないっていうか、それですむと思っているんでしょうね。
相手がこれを受け取ってどういう気持ちになるか、
なんてことは考えないのだと思います。
そういう余裕がないのかもしれませんね。
なんでも手早く、スピーディに事が進むのを良しとしているのでしょう。
そこには相手がいるという自覚がないのかもしれません。
実際に、前回日本に帰った時に、若い甥や姪と話していて
感じたことでもあります。

↓の河津のさくら、綺麗ですねえ。
梅は遅かったそうですが、桜はどうでしょう。
又撮って来られるのを楽しみにしています。
<まりおままさん>
v-170コメントありがとうございます。
私なら、そういうことを最初から他人に頼まないけどなあ~~と
思うのです。病院でもこういう要望をしてきた人は
はじめてです。
普通は、身内に病院へ来てもらってコピーを郵送
するなり、メールしてもらったりするでしょう?

明日は、足柄上群へ河津さくらと菜の花のコラボを
撮り行く予定です。
運がよければ富士山も見れるかも・・・・。