春の嵐の夜

2012/ 04/ 03
                 
2012年4月3日は、朝から天気予報が「春の嵐」の危機感を
煽っていた。
関東地方は、午後6時頃から、夜9時ごろまでが一番強風や
雨がひどくなると伝えていた。

交通機関があちこちで止まりはじめていたが、診療の予約を
した患者さんのために、職員は早帰りをするわけにもいかない。
案の定、診療が終わった午後6時半ごろ、受付のスタッフが
利用している交通機関が止まってしまったので、自宅まで
車で送ってやってくれと総務の男性に受付の責任者の女性が
言ってきた。

総務の男性は2人。
同じ方向へ行く人をまとめて、ふたてに分かれて送ろうという
ことになった。一台は病院の車を使って、一台は個人の車を
使って。

そのとき、一人の男性が
「coffebreakさんも近くの人を送ってあげなよ!」と私に言った。
でもすぐ近くの人はいないし、自宅まで送ってほしい人たちはみんな
私が車で行ったこともないような住所の人ばかりで、嵐の中、しかも
夜の暗くて知らない道を人を乗せて送っていく自信など
私にはなかった。

もし、事故にでも巻き込まれたりしたら、途中の道路がどうなって
いるかも分からない中、時間もどれだけかかるか分からない。
日常でさえ夜は極力運転しないようにしているのに、ましてや
職場の同僚を軽々しく嵐の中「送ってあげる」などという
ことは私には考えられなかった。

そのことを男性に言ったら、「冷たいなぁ~~」
言われた。

hanamo

私は、ムッとした。車通勤をしていたら、例え嵐の中だろうと自宅へ送ってあげる
べきでしょうか?もし事故でも起こしたら私が責任を取ることになりますよねえ。
それとも、そんなに大げさに考えずに送ってやればいいじゃないか!という
ことでしょうか?
私には冷たい人間だと言われたことがとても心外だった。
その気持ちを家までひきずって帰ったので、夕食の時に興奮して
オットに意見を求めてみた。

オットは「その辺の狭い範囲だけ運転してる
オバサンがそこまでする必要はないだろう」
とボソっと言った。
その一言だけで、なおも興奮して同意を求めようとする私の言葉も
あまり聞いていなかった。

いつもは、あまり職場の話などすることはないし、たまに話してもオットは
いつもボソっとひとこと言うだけの事が多い。
でもその一言が意外と私の気持ちの高ぶりを冷やしてくれることが
多いことに気づくことも確かだ。

mansak

でも、よく考えてみると、私も若い頃には、母親のような(父親のような)
年齢の人にきっと、その人を傷つけるような言葉を何も気づかず、浴びせて
いたに違いない。
だから今、それがお返しとなって帰ってきているのだろう。

人は、自分が気づかないうちに人を傷つけていることは
沢山ある。人を傷つけていることに気づいていない
だけで、「傷つけていない」人など一人もいない。


という言葉をどこかで読んだことがある。

春の嵐の夜の出来事に納得がいかなくてブログに書くこと
で気持ちを抑えるしかないオバサンのグチでした。



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コメント

        

安易に
自分の車に人を乗せるのは考え物ですね。
中国ほどではないにしても、万が一の時は裁判沙汰になる可能性は大です。

こちらの桜は嵐でかなりちぎれました。

田植えも最盛期です。
<Baldhead1010さん>
v-170 車は、天気のいい日の昼間とか、すぐ近くくらい
なら、乗せる自信はあります。
病院でも駅までの送迎(10分足らず)をサービスして
いるのですが、それは時々私も駆り出されて患者さまを
送ったりしていますが、嵐の夜の運転は怖いです。

今は田植えの時期なんですね。そういえば高知は
2回収穫があるんですよね。
全然別方向だったら送る必要はないでしょう。
ましてや他人が強要することではないだろうし。

でも、ほんとにそうですね、
考えなしで、ポッと発した自分の言葉で
私も他人を傷つけことが多々あったに違いないです。
これからでも気をつけなければ・・・

二枚目は何のお花でしょうか、
とても色鮮やかで綺麗ですね^^
<まりおまま さん>
v-170そうなんですよ。私の家の近くとか普段走りなれてる
場所なら、少々の雨風でも行ってあげようと思ったのですが
みんな遠くの人ばかりで、とても送る自信はありませんでした。
それに帰りは一人になるわけですし、帰り道も怖い!

他人を傷つけている言葉って自分では気がついて
いないことが多いですよね。

二枚目の花は「マンサクの花」です。一昨年桜を見に行った場所の
沿道の民家の垣根にいっぱい咲いていて撮った写真です。